STEP3 収納家具の使い勝手、暮らしと収納家具の調和
使い勝手、暮らしとの調和
オーダーメイドの商品ですので、どなたがお使いになられるかが重要です。
パソコンデスク、ワークデスクなどのように一人の方がメインで使われるものもあれば、
テレビ台や下駄箱のように複数の方がお使いになられる場合で違ってきます。
検討する項目は 身長、年齢、習慣(癖)です。(細かく言えばもう少しありますが)
対象がお一人であれば、(注文者と対象者が同じなので)直接伺えば 回答は出てきます。
複数の場合は 家族すべてに合せる事は難しいので、優先順位というやり方で決めていきます。
例えば(実際にあった話です)
奥様のブーツやお嬢様のブーツの収納を増やしたいので下駄箱を作ることになったのですが、
ご年配のお婆様がご健在ですので、玄関先での上り下りを考慮しなくてはいけなくなりました。
使用者のメインは 奥様とお嬢様なので 御二方のブーツの収納を考えれば 依頼内容的には間違っていないのですが、
ご年配のお婆様が毎週 病院へいかれ際の上り下りも重要なことです。
このことを考えると、家具自体のスタイルが変わってきます。、
考えなければ お婆様は長年住み慣れた家が不便になったことに感じるでしょう、
作りつけ収納家具の使い勝手とは使う人のみならず、周りとの暮らしとの調和を考えてつくるのが、使い勝手の良い商品です。